水槽で生物を飼育している方は、『イトミミズ』という言葉を聞いたことがある人も少なくないでしょう。

しかし、初心者さんや水槽飼育をしていない方はミミズとイトミミズの違いがいまいち分からない、という声もたくさん聞きます。

そこで今回は、ミミズとイトミミズの違いについてまとめました。

ミミズ イトミミズ 違い

ミミズとは?

ミミズは、普段生活しているうえで雨の日などに見かける生き物です。

環形動物門貧毛網に分類されており、赤茶色でにょろにょろとした動きをしています。

普段道路などで見かけるミミズは水に弱いフトミミズという種類のミミズで、水にぬれると溺れてしまいます。

雨の中で肥大しているものは溺れて膨れ上がってしまったものなんですね。

しかし、土の中にいると水が入ってきて酸素が足りなくなり、地中に出てきてしまうのです。

よく堆肥なんかに使われるミミズはシマミミズといい、こちらは普段泥の中でも生息できます。

イトミミズとは?

 イトミミズもミミズと同じく環形動物門貧毛網に分類されています。

赤い色をしており、通常のミミズよりも細長いのが特徴です。

赤虫と混同して、成長すると蚊になる、と思っている人もいますが、イトミミズは蚊にはならないので安心してくださいね!

水槽のお掃除や金魚などの餌になることが多いですが、食べ残されてしまったイトミミズは反対に水を汚す結果になりますので敬遠する人も少なくないです。

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ミミズとイトミミズの違いとは?

ミミズもイトミミズも同じ環形動物門貧毛網という事が分かりましたね!

では、違いはいったい何なのでしょうか?

まず、見た目だけで言うとイトミミズは細く、水のない場所ではたくさん集まって丸い塊になって生息します。

それに比べ、ミミズ(普段見かけるフトミミズを例にあげます)は普段は土の中に生息しており、雨が降ると地中近くまで出てきます。

大きな石の裏や枯葉が積み重なっているのもめくっても見つけることができます。

生息地や大きさ、色、見た目だけでもこんなに違いがあることが分かりました!

まとめ 

  1. ミミズもイトミミズも環形動物門貧毛網に分類される
  2. イトミミズは水中で生息できるが、ミミズは水中に弱い
  3. ミミズは太くて赤茶色をしているが、イトミミズは細くて赤い色をしている
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