釣りの餌にミミズはよく使われますが、それはどのような種類なのでしょうか。
どうしてそのミミズが使われるのでしょうか。
釣り餌のミミズ
釣りの餌として売られているミミズで、一般的なのが、シマミミズです。
名前のとおりに、縞模様がよく見えているミミズです。
フトミミズと比べて細目で、小さめではあります。
どうしてシマミミズが使われるのか
シマミミズは、繁殖力が強いミミズです。
養殖しやすく、餌用のミミズとして生産するのに便利なのです。
条件が揃えば、一年で数回産卵し、どんどん増えていくことができます。
野生のミミズでも釣りはできるか
勿論できます。
自然界で、ミミズを餌としている生き物は沢山おり、魚にとってもミミズはとても重要な食べ物です。
ですから、野生のミミズを採取して、それを餌に釣りをしても、魚は問題なく釣れます。
あまり餌として売られていないフトミミズは、こうして野生で採取し、大物を狙う人もいます。
売られている餌用のミミズは、成長ホルモンなどが与えられている場合もあり、健康のことを考えると、野生のミミズが一番とも言えます。
釣りで残ったミミズを保存できるか
できます。
逃げないように、ふたのついたタッパを用意し、そこに腐葉土を入れ、ミミズを飼います。
ふたには、空気穴を開けます。
それを冷蔵庫にいれておけば、一か月はもちます。
ミミズは乾燥したら亡くなってしまいますので、湿気を保つように、霧吹きをしてあげます。
餌のミミズを庭に放しても大丈夫か
大丈夫です。
シマミミズは、落ち葉の下などで暮らしているミミズなので、庭でそのような場所を見つけて、問題なく生きていきます。
また、シマミミズは、コンポストで生ごみを処理するのにも使われています。
生ごみを食べて、分解し、たい肥を作り出します。
庭の土を良くしようと、わざわざミミズを庭に放す方法をとる人もいます。
まとめ
釣り用の餌のミミズは、シマミミズが一般的です。
繁殖力が強く、養殖に向いています。
釣りで残ったシマミミズは、腐葉土を入れたタッパで冷蔵保存できます。
若しくは、庭に放して、庭の土を改善するのに使うこともできます。