本格的に家庭菜園をしている人の中には、“ミミズ堆肥”という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

しかしまだまだミミズ堆肥についての情報は多くはなく、いまいち餌をどうしたら良いのか分からない人も少なくないですね。

そこで今回は、ミミズ堆肥の餌の与え方、についてまとめました。

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ミミズ堆肥の効果

そもそもミミズ堆肥はなぜあんなに人気があるか知っていますか?

実は、ミミズが餌を食べて排泄した堆肥には栄養分が豊富に含まれているんです。

しかもわざわざ餌を購入する必要はなく、家庭から出るもので賄えるので大変安価でお手軽です。

では、ミミズの餌に使用するものはどういったものがあるのでしょうか。

生ゴミ

一般的に見かけるのが、生ゴミを餌にする方法です。

家庭から出る生ゴミがミミズを通して栄養たっぷりの堆肥になるなんて素敵ですよね!

生ゴミを使用する場合は、そのまま与えるのではなく土の中に少し埋めてあげましょう。

土に埋めることによって微生物が生ゴミを食べて分解してくれるので、ミミズがさらに食べやすくなる、というわけです。

落ち葉

落ち葉を堆肥作りに利用する方も多くいますが、まずはその落ち葉を腐らせないといけません。

なので、拾ってきてすぐにミミズ箱の中に入れてもあまり効果はないでしょう。

しかし、冬は冬眠するシマミミズでも、落ち葉が醗酵する熱で冬眠せず堆肥を作り続けてくれることがあります。

冬でも菜園をしている方にとっては最高の餌ですね!

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コーヒー

ちょっと意外なのがコーヒーです。

とはいってもコーヒーを土にかけるのではなく、搾りかすを与えてあげます。

コーヒーのにおいが苦手な生き物も多い中で、ミミズはこのにおいが大好きなんです!

なので、ミミズ箱の中に入れるとあっという間にコーヒーかすのところに集まってきます。

ちなみにミミズは紙も食べるので、フィルターごと与えても問題はありません。

どれが一番いい?

他にも新聞紙や野菜などミミズは何でも食べてくれますが、結局何が一番いいのでしょうか?

答えは、“なんでも与える!”です。

ミミズの量が増えれば増えるほどエサはたくさん必要になるので、選んでいたら追いつかない場合もあります。

とはいっても容器に対し一定量増えた後は繁殖しないので、あふれかえるほどのミミズが…なんてことにはならないのでご安心ください。

少量のミミズから始めるなら、生ごみのにおいがしなくて初心者でもやりやすい“コーヒー”から始めてみてはいかがでしょうか。

まとめ

  1. ミミズは何でも食べてくれる
  2. 生ゴミに抵抗のある方や一人暮らしで生ゴミなんて出ない!という方はコーヒーから始めるのが良い
  3. ミミズの体を通って栄養たっぷりの堆肥が出来上がる
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