ミミズを飼育する際、発泡スチロールで飼育してカビが生えてしまった…なんて経験ありませんか?
原因は発泡スチロールだ!と思っている方も多くいますが、本当にそうなのでしょうか?
ということで、今回は発泡スチロールに腐葉土をを入れてミミズ箱を作るとカビが生えやすいのかどうか、についてまとめました。
発泡スチロールでの飼育
ミミズを飼育する際、せっかくのミミズが脱走してしまわない為にも密閉できる容器を用意することが大事になってきます。
その点でいくと、発泡スチロールは隙間なくふたがしまるのでバッチリですよね!
さらに、通気性をよくすることによって生ごみの発酵を促進してくれます。
ミミズは生ごみそのものを食べていると勘違いしている人も多いですが、バクテリアが生ごみを分解し、その分解されたものを食べるのです。
なので、生ごみの発酵はとっても重要になってくるんですね!
腐葉土でカビが生える?
発泡スチロールは通気性さえよくすればミミズの飼育には向いていることが分かりましたね!
腐葉土で飼育したときに、カビが生えミミズが大量に命を落としてしまった…
という方をちらほら見かけます。
カビが生える原因は腐葉土なのでしょうか?
実は、それも関係ないんです。
カビが生える原因というのは、飼育箱の中の水分量が多すぎるからなんです。
しかし、ミミズはカビで命を落としたわけではありません。
カビが原因ではなく、“腐葉土そのもの”が原因だったんです。
腐葉土にはいくつか種類がありますが、その中に薬品が混ざっているものがあります。
その薬品こそがミミズを亡き者にしてしまっていたのです。
腐葉土の選び方
腐葉土を選ぶ際は、まず薬品がどの程度使われているかを見てみましょう。
たくさん入っているものは避けるのは当然ですが、少し混ざっているものしかない時は迷ってしまいますよね。
安心してください、薬品が混ざっていても大丈夫なんです!
腐葉土だけで飼育するのをやめ、ピートモスやココナッツ繊維を一緒に混ぜてあげましょう。
また、未熟腐葉土は発酵するときに熱を出します。
その温度が上がりすぎるのでミミズが命を落とす原因にもなっています。
まとめ
- ミミズの飼育は発泡スチロール、腐葉土で問題ない
- カビは水分が多すぎるために生えるが、ミミズに害はない
- 腐葉土は出来るだけ薬品の混ざってないもの、未熟じゃないものを選ぶ