ミミズって土の中で暮らしているイメージで、なかなかその実態って分からないですよね。
とくにミミズを飼育して増やしていきたいと思っている方はミミズの産卵の時期について気になっているのではないでしょうか?
ということで今回は、ミミズはいつ産卵するのか!?についてまとめました。
ミミズはどうやって生まれる?
ミミズは雌雄胴体といって、ひとつの体の中にメスとオスの器官が備わっています。
なので、どんなミミズでも健康なものを2~3匹同じ場所に入れておくだけで環帯という白いわっかの部分をくっつけて交接をし、卵胞というものを生みます。
その卵胞の中にはミミズが1匹~3匹入っていて、約二ヶ月ほどで大人のミミズになり、産卵することができます。
ミミズの出産時期は?
ミミズは冬になると寒くて命を落としてしまうことが多いです。
しかし、養殖したいと思っている方は釣りの餌にしたい、畑や家庭菜園の堆肥にしたいと思っている方が多く、シマミミズを飼育したい!と思っているのではないでしょうか。
実はこのシマミミズは一年中産卵することができるんです!
とはいえ冬は産卵ペースが落ちるのですが、温度管理さえしっかりしてあげたら元気に冬を越すことができます。
ミミズの出産
ミミズは環帯の下の部分から卵胞を産みます。
暗い所で生活するミミズは、明るい所で交接はなかなか見られません。
飼育していても産卵する場面にはなかなか遭遇できないのが残念ですね。
卵胞は飴の包み紙のような形をしており、破って外に出てきます。
ミミズを飼育している場合、箱の大きさに合わせて適切な数の卵を産みます。
小さい箱の場合、適度な量だけ増えたらこれ以上増えないようにと産卵をやめてしまいます。
なので、たくさん増やしたい場合は大きな箱で飼育するか、増えてきたら移し替えてあげると良いでしょう。
箱が大きければ大きいほどどんどん数を増やしてくれますよ。
自然界では虫の中でミミズが50パーセントを占めていると言われているのは、どんどん卵を産卵することができるからなんですね!
まとめ
- シマミミズはほぼ一年中産卵することができる
- ミミズは環帯をくっつけて交接をし、産卵する
- 卵胞というものを産卵し、たまごから孵ったミミズは約二ヶ月で大人になり出産することができる