近年、増えつつあるガーデニング。

ガーデニングに虫はつきものですが、その中でも特にミミズは苦手という方も多いのではないでしょうか。

そして、花壇の土を掘り起こしていると、ミミズもいっしょにちぎれてしまった!

なんて経験も多いのではないかと思います。

ミミズはちぎれても再生できると聞いたことがあると思います。

そうです、自ら再生できるのです。

今回は驚くべきミミズの生命力と再生方法を調べてみました。

土 ミミズ 再生

頭としっぽが分かれたら?

ミミズは前も後ろもないと思っている人も多いのでは?

しかし、よく観察してみると頭としっぽに分かれているのです。

では、頭としっぽが別々に分かれてしまったらどのように再生するのでしょう。

頭のついている部分はもとの形に再生可能なのです。

残念ながら、しっぽだけになった部分は、しばらく動くことはできますが、やがて動けなくなってしまいます。

しっぽ部分だけでは再生できず、生きていくことはできないのです。

しかし例外のミミズもいるようで、体を10ほどに分けてもどんどん再生できるものもいるようです。

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驚くべき繁殖

ミミズはオス・メスの区別がない生き物です。

体の表面に卵を産み付け、その卵を土の中に落として繁殖させるのです。

そして、驚くべき繁殖方法はこちら。

なんと、体を分裂させて自らクローンをつくるというのですから驚きです。

どのように体を分裂させるのでしょうか。

先述のとおり、上半身と下半身が分かれても生きていけることはお分かりいただけたでしょうが、繁殖の時にはそれとはまったく逆の方法、横に分裂していくのです。

分裂していく過程を観察すると、2匹が横にぴったりくっついて並んでいるのだとか。

筆者も見たことがありませんが、機会があれば見てみたいものですね。

まとめ

ミミズは下等な生物だと思われがちですが、わたしたちでは考えられないようないろいろな能力をもったふしぎな生き物なのです。

今度見かけたら少し注意深く見てみることにしましょう。

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