ブリのような魚に寄生虫はつきものらしく、ブリをおろしているときなど、中からミミズのような寄生虫が出てくるのはみたことがある人もいるでしょう。

そのミミズのような寄生虫を誤って食べてしまっても特に問題はないとのこと。

魚の外見からこの寄生虫が中にいるか判断はできないですが、スーパーではきちんと処理してくれているようです。

ブリに寄生するこのミミズのような寄生虫は、ブリ糸状虫といいます。

ブリ 熱帯魚 ミミズ 寄生虫

ブリの寄生虫、ブリ糸状虫

このブリ糸状虫は、温度の高い暖かい海にいる魚につくようです。

冬場や、水温の低い海にいるブリにはほとんど寄生しないみたいです。

この寄生虫は、そのブリは天然の魚である証拠でもあります。

ブリ糸状虫がブリの体内で成長するとブリ自体の味が劣化するそうです。

人間には無害の寄生虫

味が悪くなったブリは刺身より煮つけにして食べたほうがおすすめです。

この寄生虫は食べても人体に影響はないです。

人間に寄生するタイプの寄生虫ではないので、人間には無害ですが、見た目が気持ち悪いですので、見つけた場合は、すぐに取り除いたほうがいいですね。

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熱帯魚にも寄生虫がいる

熱帯魚などにも水ミミズとか寄生虫がついていることがあります。

水槽内のろ過機能が落ちているときに発生しやすいので、水を替えればいいと思うのが普通ですが、頻繁に水替えをしたからといって水ミミズがいなくなるということではないです。

あまり一気に水替えとかせずに、ろ過機能が劣っているようなら、ろ過装置を替えてみるとか、徐々に水質を改善していくよう努めてください。

まとめ

ブリ糸状虫は魚の内臓ではなく、身の中に寄生するのでたちが悪いですが、それだけ天然ものである証拠ですし、薬漬けの水のなかではこのミミズのような寄生虫は寄生しないです。

見た目が気持ち悪いですが、人間には害はないですし、昔は高級料亭などにブリを卸す際は、天然ものの証、鮮度がよい証拠としてあえてブリ糸状虫をブリの横に添えて配達したそうです。

ブリに限らず、どんな魚にも寄生虫はいますので神経質にならず、苦手な人は、焼くなり、煮るなりして、生で食べないようにしたらまったく問題ないです。

水温高くなる春夏は避けて秋冬、海の水温が低くなる時期にはこの寄生虫はいないということですので、できるだけこの時期のブリを購入するようにしましょう。

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