大きさの違いはありますが、蛇とミミズは似ていますよね。
一体違いとは何なのでしょうか。
調べていきたいと思います。
なぜ嫌われる
ムカデ、ミミズ、蛇など大概の人は気持ち悪いと思うようなのですが、なぜなのでしょうか。
細長い物を気持ち悪いと思い、丸目の物に好感を感じるという事ですが、子犬やパンダ、コアラなど可愛くて抱きしめたくなります。
人間の赤ちゃんも丸い顔に、丸い目だとますます可愛く見えます。
成長して顔も体も長くなるにつれて可愛く見える度合いは減ってきます。
未知なものに対する警戒
ミミズや蛇の気持ちの悪さの理由を分解すると、
- 理由なく恐怖や嫌悪を感じる。
- 毒や病原菌を持っていたり、寄生虫がいそうであったりして人に害があるそう。
- 蛇やムカデなどの危険な動物に似ている。
- 骨格、体表等の形態や動きが人間等の哺乳類と異なる。
- ミミズの場合は手足が無い、目がない、クネクネした動き、体表に粘膜を出しヌルヌルしているがある。
- 外観が人や動物の内臓を想像する。
- 悪臭がする。
などが挙げられています。
文献調査
蛇にたいする恐怖は観察学習によります。
実験室で育ったサルは蛇を怖がりませんが、野生の猿が蛇を怖がっている様子を見せると蛇に対する恐怖が学習されます。
同じ方法で花を見せても花への恐怖は学習されません。
蛇や昆虫などに、気味悪さ、不気味さ、恐怖を感じるのは経験による学習ではなく、遺伝的に伝わり構成された、深層心理的な観念、感情複合のためです。
怖い、恐怖感と気持ち悪い、嫌悪感とリスクレベルの違いで、怖いは命の危険を感じる反応で、気持ち悪いは警戒の反応です。
親子?
ヘビとミミズは、色と模様が違いますがとてもよく似ています。
違いはどこでしょう。
動き
蛇とミミズ、どちらも足のない生き物ですが、違いはミミズはバックで動けますが、ヘビはそれが出来ないようです。
まとめ
蛇の祖先は昔足がありました。
ある時地中で生活する進化をして足をあまり使わなくなりどんどん進化して足が無くなってしまったようです。
ミミズは原始的な生き物ですが、土の中で動くのは細長くて蛇行しながらの方が良く進めるので、初めから足がないようです。