普段私たちが目にするミミズは雨の日に現れ水を吸って膨れ上がったもの、さらに雨上がりにアスファルトが太陽に照らされて干からびているものが多いですよね。
釣りをする人は釣り餌としてミミズを使用することもあります。
にょろにょろとした見た目から嫌われることが多いミミズですが、人間とミミズの違いって知っていますか?
『全く違う!』と言いたいのはやまやまなのですが、実は共通点がいくつもあるのです。
そこで今回は、ミミズと人間にはどのような違いや共通点があるのかについてまとめました。
ミミズと人間
人間は誰もが知っている通り、“哺乳類”です。
ミミズは爬虫類でも両生類でもなく、“環形動物門貧毛類”に分類されています。
哺乳類と環形動物門貧毛類…全く違いますね。
では、共通点は何があるのでしょうか?
ミミズと人間の共通点
ミミズと人間は、実はほとんどの臓器が一緒と言われています。
人間にある脳や心臓、肺、肝臓、胃、胆嚢、脾臓、腎臓、副賢、さらには小腸、大腸、性腺、肛門。
この三つの臓器はなんとミミズも持っているんです!
あの小さな細長い体の中にそんなに臓器があるだなんてなんだか信じられない話ですよね!
ミミズと人間の違い
これだけ同じ構造で出来ているミミズですが、人間にはあってミミズにはないものがあります。
それはなんと、“目”なんです!
ミミズは目がありません。
かわりに、表皮にある細胞で光を感じ取って進む方向を決めているのです。
ちなみに頭は白いわっかのような物がついている方が頭となります。
ミミズが目がないことから元々「目見えず」と呼ばれていました。
そこからどんどん伝わり方が変わっていき、目見えず、メミエズ、ミミズ、となりました。
しかし、ほとんどのミミズは目がないのですが、ミズミミズ属にあるものは眼点を持っているので、さらに人間に近い、ということになりますね!
まとめ
- ミミズと人間はほとんどの臓器が一緒
- 人間が持つ臓器と同じものを13種類も持っている
- 人間にはあってミミズにないものは、“目”
- ミミズは目が見えないことから目見えず、メミエズ、ミミズと呼び方が変わっている