大人になるとミミズを嫌いになってしまいますが、子供の頃はミミズを平気で触ったり、ミミズと遊んだりしましたよね。

益虫でもあるミミズですし、子供と一緒に、卵からかえして赤ちゃんが出てくるのを観察してみるのも悪くないのではないでしょうか。

ミミズ 卵 赤ちゃん

ミミズとは

ミミズは、腐りかけた草木の下や湿った場所で生活していて、見た目も汚れているので、汚いイメージがありますが、本当は、くさい臭いすらしません。

ミミズ自体は、他の虫たちと比べて、特に汚い生き物ではないのです。

ミミズを飼うには

ミミズの食料である落ち葉などが入っている腐葉土をお店で買ってきて、容器に入れて、そこにミミズを数匹一緒に入れます。

逃げる可能性があるので、空気穴をあけた蓋でしめます。

そして、土が乾燥しないように、霧吹きで水を吹きかけるのを忘れないでください。

暑い日の当たる場所に置くのは避けてください。

ミミズは皮膚呼吸しているので、水のかけ過ぎもいけません。

土がべちゃべちゃになると皮膚から呼吸出来ず、逃げ出そうとします。

気を付けてください。

長期間飼うことになると、土の中の食料が減り、ミミズだちの糞の方が増えてきます。

土の入れ替えを、時々行ってください。

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産卵させるには

ミミズは雌雄同体といって、一匹でオスでもありメスでもあります。

しかし、産卵には他の個体からの精が必要ですので、数匹で一緒に飼わなくてはいけません。

それ以外は、特に必要なことはありません。

ミミズたちは、特に何か手を加えなくても、共寝して産卵します。

赤ちゃんミミズの誕生

自然界では、春に誕生するミミズが多いようです。

家で飼っているミミズだと、春くらいの暖かさで、3週間から4週間くらいで孵化します。

生まれる直前になると、卵の皮が透けて、中の赤ちゃんミミズが見えてきます。

赤ちゃんの体の中を通っている赤い血管の線が、透けて見えるのです。

卵の皮が裂けたり、皮を押し破ったりして、中から小さなミミズが出てきます。

一つの卵から、2匹以上出てくることもあるそうです。

赤ちゃんミミズは、動きもよく、直ぐに大人と同じ土に含まれた有機物を食べ、大きくなっていきます。

まとめ

ミミズは、腐葉土を入れた蓋つきの容器に入れ、土の湿り具合に注意して飼います。

数匹を一緒に入れておけば、産卵します。

赤ちゃんミミズは、大人と同じものを食べて生きることが出来ます。

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