ミミズってどっちが顔、または頭で、どっちがお尻、肛門か、見分けることは可能でしょうか?
また、日本のミミズって長さはどれくらいなのでしょうか?
日本で一番全長の長いミミズって何センチ位なのでしょうか。
ミミズの顔(頭)は容易に判断できる
ミミズの先端をよく見てください。
白いわっかのようなものがありますよね?
そちらが頭、顔の部分です。
このわっかのことを「環帯」といい、生殖器官などが集まっている部分です。
顕微鏡で見ればわかるのですが、硬い毛が生えている向きによってどちらが顔か判断することもできます。
ミミズはヌルヌルとしたイメージですが、硬い毛がちゃんと生えています。
動いているミミズは進行方向が顔
簡単に判断する方法は、白いえりまきがあるほうが前というか、頭、顔ですね。
ミミズが動いているときは、進行方向が頭です。
止まっている状態では、少し色素が落ちて白くなった首輪のようなものがついているほうが頭であり、顔の部分に当たります。
どっちが顔か見極めるのは簡単ですね。
ハッタミミズが日本最長記録96㎝
日本で見つかった最大ミミズは、ハッタミミズとシーボルトミミズらしいです。
しかし、未確認の最大ミミズが他にいるとの情報もあります。
それは、滋賀県甲賀市で発見されたハッタミミズで、なんと全長96㎝もあるのだそうです!
今のところ、このミミズが日本最長記録となっています。
ミミズには名前すらついていないものが日本にはたくさんいるそうですので、まだ見ぬ未確認のメガミミズが存在するかもしれないですね…
まとめ
日本で有名なミミズ、シーボルトミミズの長さは、全長30㎝、太さ1.5㎝とのことです。
また、ハッタミミズもよく知られていますが、こちらは、普段は22㎝程度ですが、体を伸ばし切ると、なんと60㎝にもなるそうです。
さらに大きな新種のミミズの標本も存在するらしいですね。
海外では、権威ある雑誌、Natureに掲載されている南米のミンホカオというミミズに、なんと体長45.7m、太さ4.57mのものが新たに発見されたと報告されています。
しかし、これはどう見ても、虚偽報告のような気がするのですが…。