ミミズコンポストでは液肥と堆肥が作れます。
雑草やカビはどうしたらいいのでしょうか?
その点について調べて見ました。
ミミズコンポストと液肥
ミミズ・土・生ゴミ・新聞をバケツ等に入れて置くと、ミミズが土や生ゴミを食べて分解し糞をします。
この糞は上質な堆肥になります。
液肥とは出てくる肥料分を豊富に含んだ液体を指します。
生ゴミの水分や詰め物の水分・生ゴミや詰め物の分解途中で発生する水・みみずの尿などが集まり、栄養分が溶け込んだものです。
栄養価も多く草花の良い栄養補として給剤になるので液体肥料捨てないで取っておきましょう。
この液肥は水:液肥(10:1)の割合で混ぜて草花にあげて下さい。
ミミズコンポストそのものや、ミミズコンポストから作られた好気性発酵堆肥の抽出液は、ある種の植物の病気を抑制することが分かって来ています。
シャーレを使った実験では、ミミズコンポスト抽出液は、疫病菌(Phytophthora)などの良く知られている植物病原菌の活動を抑えることが分かって来ています。
エレイン・インガム博士は、良質な堆肥による植物防疫は、主に堆肥中の微生物の活動によるものであると述べているそうです。
カビ
コンポスト内にカビが生えて来たらどうすればいいのでしょうか?
カビも健康な堆肥には含まれており、堆肥作りに役立っています。
カビは土と新聞のような詰め物と一緒に混ぜてしまっても大丈夫です。
しかしカビが生えると言う事は湿りすぎていますので、砂や石、砂利などをいれて排水が出来るようにしましょう。
水分が多すぎないようにするためには生ゴミはしっかり水気を切ってから箱に入れるようにしましょう。
ミミズの仲間にはハイブリッドミミズという青カビを食べてくれる種類もいるそうです。
雑草はミミズと一緒に入れて置くと何ヶ月か経つと良い堆肥になります。
そのころにはミミズも沢山繁殖しているので、材料を足していきましょう。
カビが生えないよう、水分は良く切ってからコンポストに入れると良いですね。
まとめ
以上のように、ミミズコンポストの作り方と液肥、雑草、カビについてまとめて見ました。
この方法で作る肥料は市販品としは比べ物にならない良質だそうです。
広い場所があり、臭いに対処できる環境があれば、試してみたいですね。