ミミズはたいてい土の中にいますね。

土の中で何を食べているのでしょう。

何か理由があって土の中にいるのでしょうか。

ミミズが食べているものについて調べてみました。

ミミズ 土 食べる 作る

ミミズの食べ物

ミミズは土の中で、土を食べています。

ミミズを解剖した研究者がいるそうですが、ミミズのおなかの中からは土しか出てこなかったということです。

一日に食べる土の量は、自身の体重ほどといいますからびっくりですね。

人間が自分の体重のご飯を食べようと思うと・・・無理ですからね。

そして、土を食べるだけではなく、土中に穴を掘って進むのです。

この穴、土の中に空気が通りやすくなるため、土中の微生物が活発になって有機物の分解が早くなるのです。

ですので、ミミズが常に新鮮な土をつくってくれているということになるのです。

また、雨が降った時は、土の表面に溜まった雨水をこの穴を伝って地下へ運ぶ役割をします。

このようにしてミミズが土を食べることは、いろいろな場面で役に立っているのです。

 

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ミミズの糞

ミミズが食べる土には、落ち葉などから出た養分が含まれています。

そして、ミミズが出した糞にもその養分はたっぷり含まれています。

よく畑に肥料として動物の糞をまいたりしますが、それと同じ役割をするのです。

化学肥料と違い、糞は水を通しにくいため土の中に少しずつ栄養が出ていくため、植物などによく吸収されます。

また、土の中には微生物がたくさんいます。

この微生物は有機物を分解したりと土を良い状態に保つためには欠かせません。

ミミズの糞の中にも微生物がたくさんいます。

ミミズは土の中に穴を掘って移動するため、移動先で糞をするとこの微生物も移動するため、広範囲の土が良い状態を保てるというのです。

まとめ

このように、ミミズはトラクターで耕すような役割を果たしているのです。

もちろん、畑の大きさに応じたミミズの量が必要になりますが・・・。

ミミズを餌とするモグラの被害にも注意が必要ですので、どちらを選ぶか、といったかんじでしょうか。

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