今、庭を芝生にする人が増えていますね。
しかし、芝生にする人が増えるにつれて、雨上がりになるとあちこちで土が盛り上がっていて困る、見た目もデコボコしていていいものではない…とお悩みの方も増えています。
実はその盛り上がっている土の正体はミミズの糞塚なんです。
ということで今回は、庭にいるミミズの駆除方法についてまとめました。
ミミズがくる原因
ミミズは土が豊かなところに集まる、つまり土の状態がとても良いということなんです。
ミミズがくる土というものはとても栄養豊富で、家庭菜園をする人にとってはもってこいなんですよね。
しかし、キレイな芝生を敷き詰めたい!という方にとっては迷惑以外の何物でもありません。
ではいったいどうしたら良いのでしょうか?
ミミズの駆除方法
ミミズは害を与えるわけではなく、益虫なんです。
ミミズが絶滅すると作物は育たなくなる、と言われているくらい大切な生き物です。
なので一匹ずつ逃がしてあげたいところですがそういうわけにもいきませんね。
そんな時には“椿油粕”というものがおすすめです!
この椿油粕というものを散布することによって、土の中からうじゃうじゃとミミズが出てきます。
ほうきで掃いたり、一匹ずつつまんでバケツなどに入れて取り除きましょう。
この方法でしばらくは糞塚を見ることはなく、キレイな芝生を保てるようになります。
また、人体には無害ですので薬剤を使うよりも安全なのが嬉しいですね。
駆除した後はどうする?
椿油粕でミミズを駆除した後、そのままだとまたいずれミミズが集まってきてしまいます。
なので、駆除が終わったら土を替えることを検討しましょう。
有機肥料や堆肥、腐葉土が入った土はミミズが好みます。
綺麗な芝生を保つためには化成肥料を主として使用するのがいいです。
糞塚があるまま芝刈り機をかけてしまうと芝生が剥げてしまうので注意するようにしてくださいね!
まとめ
- 芝生に出来る土が盛り上がっているものは“ミミズの糞塚”
- 椿油粕を散布すると土の中からミミズが出てくるので、そこを狙って駆除する
- 駆除が終わったら土質を変える