ミミズは卵で生まれます。

では、孵化するのに何日かかるのでしょうか?

ここでは孵化するのに何日かかるのか調べて見ました。

ミミズ 孵化 日数

孵化する日数

ミミズは成熟すると、体の第14から第16体節が著しく膨らんで環帯を形成し、ここに雌性孔が開口します。

環帯の後方に一対の雄性孔が、環帯の前方に3対くらいの受精嚢孔が開口します。

ミミズは一つの個体に雌と雄の両方の生殖器をもっていますが、ほかの個体と交接して初めて産卵されます。

雌性孔から産み出された卵は、環帯表面から分泌した粘液が固まり薄い膜となった下で、受精嚢孔から出てきた精子と受精します。

ミミズは環体の表面に筒状の卵包を分泌し、これと体の隙間に複数の受精卵を産卵して栄養物質を分泌します。

産卵と分泌が完了すると、ループを脱ぐように卵包を頭部の方向に送りだし、頭部から脱げると筒状の卵包の前端と後端が収縮して受精卵と栄養物質を密閉します。

膜は袋状卵胞の両端はとがってレモン状・形は卵型アイスクリームのような形です。

産み出されたばかりの卵包は黄白色であるが、しだいに黒褐色に変わってきます。

一つの卵包から、フトミミズ類では通常1個体、ツリミミズ類でも多くは1個体であるが、クロツリミミズでは2個体、シマミミズでは1~6個体、ときには20個体も出てくることもあります。

堆肥(たいひ)の中のシマミミズは、ほぼ一年中産卵していると考えられます。

それが一番ミミズのコンポストに向いていると言われる理由ですね。

孵化(ふか)に要する日数は、シマミミズでは15℃で46日、25℃で19日、10℃で86日と長くかかりますが、6℃以下では孵化はしません。

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まとめ

ミミズは雌雄同体であることと、ミミズの孵化は温度と湿度によって日数が変わると解りました。

ミミズは温度も大切ですが、湿度も大切です。

水分が無くなると干からびてしまいます。

ミミズは皮膚呼吸するので適当に土が湿っていないと呼吸が出来なくなってしまいます。

飼われている方はその点にご注意下さい。

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