ミミズの赤ちゃん・卵って見たことがありますか?
どうやって育てるのでしょうか?
これから見て行きましょう。
ミミズの赤ちゃん・卵について
では、ミミズの赤ちゃん・卵の育て方を見て行きましょう。
多くのミミズ類は雌雄同体です。
生殖が可能な時期になると二頭の成体がお互いの体を逆方向に向けて環帯部分の腹面を接着することで交接をおこない、精子を交換します。
交接後、ミミズは環体の表面に筒状の卵包を分泌し、卵胞と体の隙間に複数の受精卵を産卵して栄養分を分泌します。
産卵と分泌が完了するとループを脱ぐように卵包を頭部の方向に送りだし、頭部から抜けると筒状の卵包の先端と後端が伸び縮みして受精卵と栄養物質を密閉します。
飴の包み紙のような形です。
産まれる前には茶色~黒っぽくなります。
幼生は殆ど親と同じ形で産まれます。
アブラミミズやミズミミズでは無性生殖も盛んに行われます。
餌は、有機物が溶け込んだ腐葉土ですが、フトミミズが、細かい緑色の植物を食べて居るのを目撃されている例もあり、植物を食べないとは言えないようです。
まとめ
以上のようにミミズの卵と赤ちゃんについてまとめてみました。
ミミズは土中に住み、土を食べて生きています。
ですので、最近では殺虫剤を撒くのを控えている地域もあります。
良い腐葉土があるところには、カブトムシの幼虫が育ちます。
また、セミもいます。
蚊は病気を呼ぶ困ったものですが、腐葉土を薬で汚さないとの取り組みが最近では行われているようです。
ミミズは土壌改良に役立つとして農家では重宝されています。
卵を見つけたらそのままそっとしておきましょう。
自分で孵化し、エサも自分でとって大きくなっていきます。
またミミズを利用して良い土に改良することも出来ます。
都会では匂いや害虫、害獣で難しいかもしれませんが、腐葉土を作ることをしてみてもいいかもしれません。